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Case Study — AI Implementation

導入しない理由がない」。
AIエージェントが、
会社の"当たり前"になった2ヶ月。

バサラクト株式会社 様 — 広告・マーケティング / AI導入支援

Project Overview

プロジェクト概要

Photo ― 小嶋社長のお写真、またはバサラクト株式会社さまのロゴが入ります

2019年の設立以来、広島市に本社を構え、福岡・北九州にも拠点を広げるバサラクト株式会社様。都市開発・レジデンス(住宅)分野のマーケティングを軸に、Webサイト・LP制作、Web広告運用、SNS運用、クリエイティブ制作、そしてDX/SX支援までをワンストップで手がける、広告・マーケティングの専門集団です。従業員は約10名。「界隈が賑わっている」というAIの潮流をいち早く捉えた代表・小嶋さんの号令のもと、全8回・約2ヶ月にわたるAI導入プロジェクトに取り組みました。

はじまり ── 「デジタルマーケティングとAIは、相性が抜群」そして「早いほど、利益が先に出る」

始まりは、4月下旬の一通のメッセージでした。Gakuから小嶋社長にお伝えしたのは、2つのことです。ひとつは、デジタルマーケティングを本業とするバサラクト様だからこそ、AIとの相性が抜群であるということ ── 広告運用、レポート作成、提案書、クリエイティブ。デジタルマーケティングの日常業務は、いまのAIエージェントが最も得意とする領域そのものだからです。もうひとつは、始めるなら早いほうがいいということ。AI導入の効果は"導入したその日"から利益として先に積み上がっていくため、待つ時間はそのまま機会損失になります。

「勉強会ができるなら、来週やりましょう」── 4月のご案内から、7月1日の完走まで

このご案内への小嶋社長の返答は、驚くほど速いものでした。「勉強会ができるなら、来週やりましょう」。5月上旬、まず約1時間〜1時間半の「AIトレンド共有会」を実施 ── いまAIで何が起きているのか、世界の動きと業務への活かし方を、全員で同じ目線に揃える時間です。そして「学んだだけでは変わらない」と、その場で実践へ。導入伴走支援(短期プロジェクト)として5月8日にチームが発足し、7月1日、全8回を完走 ── 最初のご案内からわずか2ヶ月あまりです。研修時間として使ったのは、1回2時間×8回=計16時間。その16時間で、会社の"当たり前"が変わりました。この意思決定と実行のスピード自体が、本事例の最初のファクトです。

背景・課題 ── なぜ"誰でもできる仕事"が現場を重くするのか

AI活用への関心は高まっていたものの、社内のAIリテラシーは決して高くありませんでした。「AIエージェント」という言葉すら浸透しておらず、Claude Code を"クラウドコード"と呼ぶメンバーもいたほど。日々の請求書処理・広告レポート作成・提案書づくりに多くの工数が割かれていました。小嶋社長の分析はこうです ── 仕事が進まない原因は「本当に難しい課題」と「誰でもできるけれど、明日に延ばしがちな単純作業」の2つ。前者は向き合うしかない。しかし後者は、"面倒くささ"という心理的なハードルが積み残しを生み、じわじわと現場の気力を削っていく。ここにこそ、AIの出番がありました。

Gakuのアプローチ ── なぜ「操作」ではなく「考え方」を教えるのか

伴走支援の入口は、驚かれるほど手前にあります。Claude Code を一人ひとりのPCへインストールするところから、一緒に手を動かしました。AI導入で最初につまずくのは高度な活用法ではなく、インストールや初期設定という"入口"だからです。だからGakuは、目線を現場のいちばん手前まで下げてスタートします。そこから1回2時間×全8回。現場の業務を丁寧にヒアリングし、Claude・Google Workspace の環境を整え、練習用の教材ではなく"実際の業務そのもの"をAIで自動化していきました。特に重視したのは、「特定の操作を覚えてもらう」のではなく、「AIを使いこなす"考え方・やり方"を身につけてもらう」こと。理由はシンプルで、AIの画面や機能は数ヶ月で変わりますが、考え方は残るからです。実際、プロジェクト後半には、メンバーの皆さんが誰に言われるでもなく「こうやったら、こうなるのでは」と自分の業務に応用を始めました。最終回にはKPTフレームワークで全体を振り返り、成果と次の一歩を"事実ベース"で全員が共有 ── この振り返りの型ごと、バサラクト様の文化として残しています。

Time Saved
月60〜80時間
広告レポート関連業務の削減見込み。外部ツール(月5万円)も不要に。
Key Change
AIアレルギーの消失
半信半疑だった社員が、自ら面白がって触れる文化へ。
Next Action
週1のAI共有会
個人のスキルを、組織の財産に変えていく仕組みづくり。
AIを導入していくための、良いスタートが切れた。
スタートのきっかけにもなりました。
— バサラクト株式会社 代表取締役 小嶋 宏輔
会社名バサラクト株式会社(Basar-act.inc)
所在地広島市中区(本社)/ 福岡・北九州に支店
ビジネスモデルBtoB
業種広告・マーケティング(都市開発・レジデンス分野を中心に、Web制作・広告運用・SNS運用・DX/SX支援)
ご利用サービスAIトレンド共有会(約1時間〜1時間半)+ AI導入伴走支援(短期プロジェクト・全8回)
目的業務効率化・AI活用の社内定着
Interview

代表インタビュー

Qプロジェクトを通じて、いちばん「変わった」と感じることは何ですか?
A

まずは社内業務の効率化ですね。実際に、何十時間もかかっていた作業時間が、ゼロ、もしくは半分になりました。各自が抱えていた負担の軽減につながっています。

それと同じくらい大きいのが、心理的な変化です。誰でもできるけれど後回しにしがちな単純作業が、言い方は悪いですがボタン1つで自動化される。すると、日々のモチベーションが本来向かうべきところに向かえるようになる ── 心理的な安全性が保たれるようになったと感じています。

Q今回、AI導入プロジェクトを始めたきっかけを教えてください。
A

ちょうどWeb上でAIを学ぼう、というサービスの動画を見ていた頃に、Gakuさんから「一度AIについて話してみませんか」と声をかけてもらったんです。界隈が賑わっているのは何となく感じていたので、これは知りたいなと。

正直、最初から「これは事業になるかもしれない」という予感もありました。自社で使うだけでなく、他社への導入支援まで見据えられるんじゃないか、と。

Q経営者として、AI導入に不安はありませんでしたか?
A

うちはもともと広告・Webに近い業種なので、導入そのものへの不安はなかったですね。全くWebに触れていない会社さんだと、また違ったかもしれませんが。

むしろ社員のほうが「また社長が何か言い出したぞ」と身構えていたかもしれません(笑)。

Q実際にやってみて、イメージと違ったことはありましたか?
A

操作方法を教えてもらう研修だと思っていたら、"考え方"や"やり方"を教えてもらう感覚だったんです。だから汎用性が高かった。

「これを1個だけ作りましょう」で終わるのではなく、「こうやったら、こうなるんじゃないか」と自分たちで発想できるようになった。良い意味でのギャップでしたね。

Q社内でAIを使う雰囲気は、どのように広がりましたか?
A

なにせ最初はみんな「クラウドコード」って言ってましたから(笑)。半信半疑のメンバーも多かったと思います。でも8回終えてみたら、みんな面白がって自分から触ってくれている。AIエージェントへのアレルギーが、完全になくなったと感じています。

私に上がってくる報告書も、良い意味で"AIっぽく"なってきた。逆に私のほうが、広告コピーに誤字があると「これ、AIに一回検証してもらった?」と言うくらいです。

Q同じ規模の経営者に、何かアドバイスするとしたら?
A

正直、導入しない理由がないんです。セキュリティが絡む話は業種によって配慮が必要ですが、社外に出ない社内の報告書ひとつとっても、効率化できることはたくさんある。

今スマホを使わずにガラケーを使い続けているようなもの。ガラケーでもいいけれど、せっかくスマホがあるなら使えばいいじゃない、って。実際、私はもう周りにそう言い続けています。

Qプロジェクト全体を振り返って、一言で表すと?
A

「良いスタートが切れた」。この一言に尽きます。AIを導入していくための土台がしっかりできて、その"きっかけ"にもなりました。

これからはAIコンサルとして、いろんな企業に導入支援をしていきたい。広島の街の課題解決の、一つのお役に立てればと思っています。いつか「AIエージェント使用率ナンバーワンの県は、広島県です」と言えるようになったら最高ですね。

What Changed

現場で変わったこと

経理・請求書処理
1枚ずつPDFを開いてExcelへ手入力 フォルダに入れて実行するだけで自動反映
"時間を買う"感覚に
Web広告レポート
月5万円の外部ツール+手動の振り分け Claude Codeで自動生成
月60〜80時間の削減見込み
提案書の統計データ
手作業で検索・集計・グラフ化 収集から資料化まで自動化
提案書作成 約2.5日短縮
画像編集・Web制作
他ツールで手作業/都度質問 AIと"共創"しながら制作
1回あたり約1時間の削減

なぜ、16時間で会社は変わったのか ── Gakuの見立て

振り返ると、理由は3つあると考えています。①社長自らが、誰よりも楽しんで変わったこと ── 4月のご相談から5月8日のチーム発足まで、意思決定に迷いがありませんでした。そして小嶋社長ご自身が最終回の振り返りで語ったのは、「感覚で楽しく作れて、いつの間にか2時間経っている。面白がってやれる環境は、すごくいい」という実感です。変革を"号令"で終わらせず、トップが最初の実践者になって楽しむ ── これがどの企業にも通じる、最大の推進力だと考えています。②練習用の教材ではなく、"今日の実業務"を素材にしたこと ── 請求書も広告レポートも、翌日からそのまま楽になるので、学びが定着します。③操作ではなく考え方を渡したこと ── だからプロジェクトが終わっても、現場の自走が止まりません。週1回のAI共有会という「続く仕組み」まで、バサラクト様ご自身の手で立ち上がりました。

「AIエージェントの使い方を覚えて終わり」ではなく、皆さんが自ら業務に当てはめ、能動的に試してくださったのが何よりの成果でした。意思決定者である小嶋社長のスピード感は、組織の大きな強みです。広島という市場で、いち早くAIエージェントを実務に組み込んだ事例として、これからの展開がとても楽しみです。

— Gaku株式会社 プロジェクト担当
Voices

現場の声 ── 最終回の振り返りで集まった言葉

「これだけでも、めちゃくちゃ助かっています。しかもイライラしない。数字を間違えることも、"あれ、どこにいったんや"と探すこともないので、メンタル的にも助かりました。」

— 提案書・統計データ資料 担当

「管理表が自動でできあがった時は、感動しました。この"自動化できた感動"を、今度は他のお客様にも伝えていきたいです。」

— 経理・請求書処理 担当

「月5万円かかっていた外部ツールが不要になり、月60〜80時間の作業削減が見込めるようになりました。」

— Web広告レポート 担当

「成果としては、みんながAIエージェントに"1周"触れるようになったのが、すごく大きいことだと思います。」

— 代表取締役 小嶋 宏輔

※ 最終回(7月1日)のKPT振り返りでの実際の発言をもとに、趣旨を変えずに整えたものです。

Next Chapter — Hiroshima

この事例の"続き"は、広島から

本プロジェクトの物語は、バサラクト様の社内で完結しません。小嶋社長が見据えるのは、自社で体験したこの変化を、広島の製造業・中小企業の皆さまへ届けていくことです。「地元の企業が元気になれば、地域全体が元気になる」── 自社の業務で実際にAIを使いこなした経験を持つ会社が、同じ地域の経営者に語る。これほど説得力のあるAI導入支援はありません。とりわけ、トップの判断でスピーディーに動ける中小企業こそ、バサラクト様がそうだったように、短期間で成果につながりやすいとGakuは考えています。

AIの活用は、1社で抱え込むものではなく、経営者同士がアイデアと事例を持ち寄るほど加速します。広島でAI導入をお考えの企業さまは、実体験を持つバサラクト様(広島)へ、関西・全国からのご相談はGaku(大阪)へ ── 本事例が、その最初の一歩のきっかけになれば幸いです。

「何から始めればいいか分からない」
── バサラクト様も、そこからのスタートでした。

AIエージェントを"クラウドコード"と呼ぶところから、2ヶ月で自走する組織へ。
特別な準備は要りません。まずは、いまの業務を一緒に書き出すヒアリングから始めます。

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